梅の恵み

6月の入り、梅雨入り間近の頃になると、我が家の梅の実も大粒になり、梅の実が地面に落下する音が聞こえ始めます。以前は青梅のうちに収穫していたのですが、最近は脚立に乗るのも危ないので、自然に落下した梅を拾うことが多くなってきました。落下した梅は、ほんのり黄色づいて、よい香りが周り中に満ちてきて幸せな気分になります。今年もご近所や知人にお裾分けしても、毎日梅がどっさり採れて、梅三昧の日々が続いております。6月に入ると、梅の実を使って手作りの始まりです。梅酒(ホワイトリカー・ブランデー)、梅干し、梅ジャム、梅酢ドリンク、梅醤油などいろいろ作ります。手作り梅製品は、梅好きの患者さんや知人にお裾分けして喜んでいただいています。今年も、皆さんが喜んでくださるのを楽しみに、手作りしています。

ウメ

バラ目 Rosales
バラ科 Rosaceae
サクラ属 Prunus
ウメ P.mume
学名 Purunus mume.Sieb.et.Zucc
英名 UmeまたはJapanese apuricot

 

バラ科ウメの未成熟果実
性味 酸・渋、平
帰経 肺・胃・大腸
効能
  1. 生津利咽::のどの腫れやのどの渇きを改善します。
  2. 渋腸止瀉:下痢などに用います
    おなかを壊しやすく、のどの渇くこの時季によい食材ですね。ただし、生の青梅の種子には有毒な青酸配糖体が入っているので、青梅を生で食べないように気をつけてください。漢方薬で使う烏梅(うばい)は,烏の名がつくように真っ黒な色をしていますが、未成熟果実を薫蒸したものです。暑湿の香港などでは、烏梅などが入った酸梅湯(さんめいたん)という飲み物が多く飲まれています。暑くて湿度の高い香港では、たくさん汗をかくので、酸・渋の梅の力で止汗・止渇(のどの渇きを改善)し、梅のクエン酸が疲れを回復させてくれるのでしょう。日本の多湿で暑い夏の季節に、皆さんも梅製品を是非利用してください。