すっぽんと冬至

12/21は冬至でした。ゆず湯には入りましたか。寒さはこれから本格的になってきますが、少しずつ昼間の時間が長くなると思うと明るい気分になってきます。この冬至の時季に日本では、「ん」の字のつく食べものを食べる習慣があるそうです。南瓜(なんきん)、人参(にんじん)、れんこん、ぎんなんなどだそうです。中国でも冬至の時季に『すっぽん』を食べていたと、先日中医師の先生から伺いました。その中医師のお家は代々中医師のお家です。おばあさんは必ず冬至にすっぽんを食べていたそうです。すっぽんの甲羅は、滋陰薬として用いられます。

すっぽんの甲羅

性味 鹹・寒
帰経
効能
  1. 滋陰潜陽(じいんせんよう)→陰虚火旺の人(陰が不足して陰虚となり、虚熱がでてのぼせ、めまい、ふるえ、頭痛などの出る人)に、陰を養ってからだの上部に昇った陽を治める『滋陰潜陽または育陰潜陽(いくいんせんよう)』働きがあります。
  2. 滋陰清熱(じいんせいねつ)→陰を増やし、虚熱を清する。
  3. 軟堅散結(なんけんさんけつ)→固まったもの・しこりなどを治します。

最近は、男女ともに更年期障害の人が増えているようです。のぼせ、いらいら、手足の汗、寝汗などがあり更年期障害の症状のある方、陰・特に腎陰が不足しやすい年配の方は、冬至の頃すっぽん料理を食べて陰を養い潜陽して虚熱を静めましょう。